ふろの(@furonyan)です。
がんばってイラストや漫画を描いて、
ドキドキしながらTwitterに投稿したあとの
通知欄で誰かの反応を待っている間って、
すごく精神不安定になりますよね。
自分なりに時間もエネルギーも使って描いた絵が、
こんなに反応ないって、伸びないって、キツイな~……
と落ち込み……
「実はうまい投稿の仕方ができていないのか?!」
「それとも自分の絵が単にイケてないのか……?」
と疑い……
やっぱりSNSに投稿している以上、
ソーシャルな反応がないと気になります。
するとまた絵のハードルが上がって、
どんどん描けなくなっちゃうんですよね~!
そんな悪いサイクルを終わらせられるよう、
絵の反応をもらいやすくするための便利なツールと、
私なりの活用方法をこっそりご共有します。
自分のツイート改善系
自分の過去のツイートデータからは、
今後見られるようになるヒントがたくさん見つかります!
過去のツイートをリライトして投稿する
ということも実はかなり効果的です。
主観的なテンションの過去ツイを
後から改めて客観的に見つめるのは、
なかなか気分が悪いことでしたが……
慣れれば苦痛にもならず、
良い発見ばかりが見つかりました!
自分のツイートへの反応を調べるツール
ツイートアナリティクス
そのツイートを見られた回数(インプレッション)と
そのツイートに反応があった回数(エンゲージメント)
が簡単にチェックできる、公式解析ツールです!
↓自分の投稿したツイートの詳細画面の
「ツイートアクティビティを表示」をタップで、
ツイート個別のデータがすぐ見れます!
(ブラウザでも、スマホアプリからでも見られます)
「インプレッション」では、
表示された数、つまり
どれくらいの人の目に入ったのか?
がわかります。
「エンゲージメント」では、
反応された数、つまり
そのツイートの画像は何回クリックされたのか?
そのツイート経由でプロフィールを何人に見てもらえたのか?
などがわかります。
いいねやリツイートもエンゲージメントのうちです。
1ツイートずつではなく、
過去のツイートのアナリティクスを
まとめてイッキに確認したい場合は、
アナリティクスページへ移動しましょう!
またはTwitterの画面からでも行けます。
>左メニュー「もっと見る」
>「アナリティクス」トップ(←ここでもデータ見れるけど)
>「ツイート」メニュー(←こっちの方が見やすいです)
- このツールで気付けること・活用方法
-
- 「インプレッションの数値が低い」ということは、
TLで人の目に触れなかったというわけだから、
投稿するタイミングが悪かったのかも - 「インプレッション数は高いのに、
画像のクリック数が少ない」ということは、
TLの人にスルーされやすい内容だったのかも - 「プロフィールのクリック数が高い」ということは、
私本人に興味を持ってもらえるような投稿だったのかも
……じゃあこういう絵はフォロワーが増えやすいのかも!
- 「インプレッションの数値が低い」ということは、
リツイート直後のツイートを表示するやつ
自分のツイートをリツイートしてくれた人が、
直後になんてコメントしてくれているのか
を取得できるツールです!
わざわざ直接リプライや引用リツイートで
コメントすることってあまりありませんから、
自分の投稿への言及はコレで見るのが早いです!
他人のツイートでも、そのURLを入力すれば、
みんなのRT後コメントを覗くことができます。
- このツールで気付けること・活用方法
-
- 作品投稿後、何人かにリツイートされたら
このツールで反応をチェックし、
みんながどう感じてくれたのかを知れる - RT後の言及が多いということは、
「感想やツッコミを入れたくなる要素がある絵」なのかも - 人が絵をリツイートするのは、
「この絵を見たよということを周りに見せたいから」
「その絵に対する自分の考えをコメントしたいから」
だと考えられるので、それを踏まえて
「思わずリツイートしたくなるような要素は何か?」
を導き出して今後の参考にする - 「なんでこのツイートこんなに伸びてるんだろう?」
と疑問に思った他人のツイートへの、
RT後コメントをチェックしてヒントにする
- 作品投稿後、何人かにリツイートされたら
反応されやすい時間帯を知るツール
SocialDog
自分の今までのツイートデータから、
どの時間帯によくいいねやリツイートがついたのか
がグラフで確認できます。
時間帯別ツイート | 自分がツイートした数と時間帯のグラフ |
---|---|
時間帯別いいね | いいねをもらった数と時間帯のグラフ |
時間帯別RT | リツイートされた数と時間帯のグラフ |
これで自分にとっての最適な投稿の時間帯がわかります。
(このグラフの場合、急上昇している
お昼の12時ごろと、夜の20時ごろが狙い目のようです)
▼見る場所はこちら
>「ツイート分析」画面
>「時間帯別いいね」「時間帯別RT」
SocialDogはとにかく高機能なTwitter運用ツールで、
フォロワー管理や予約ツイート、
他人のフォロー・フォロワー調査、
過去ツイートのリライト投稿などなど……
いろんなデータが見れて、いろんな仕掛けが作れます。
SocialDogは無料でも便利に活用できますが、
有料プランだとできることの上限が増えて快適です。
その場合、月払いより年払いのほうが安いです。
人生の中で最もTwitterへの本気度が強い年には、
有料プランを1年分選択するの、
このツールに関してはアリだと思います!
(最初の2週間は無料体験できます)
私は困ったことをチャットサポートで
相談したりもしています。親切です……!
Tweriod(※英語サイト)
自分のフォロワーは
何時頃にツイッターにあがる人が多いのか
がグラフでわかります。
ちょっと読み込みが重くて、
ときどきうまく入れないときもあるようですが;
▼見る場所はこちら
>My Analysis
>Hourly graphs
>Weekends(週末)やWeekdays(平日)などタブで曜日を切り替え
私の場合の結果は、平日は
お昼の12時から15時までがピークで、
みんなお昼休みにツイッター見るんだなあとわかりました。
そして夜の21時から22時の間にグラフが急上昇していました。
しかし実際にツイートしたときの反応は、
ピークのお昼よりも、夜の21時ごろのほうが多いので、
お昼はじっくり他人のツイートを見ることが
少ないのかなあとも感じています。
しかし実は、統計的にはむしろ
人が少ない時間帯に投稿したほうが
反応率が高いというデータがでています。
私のアカウントの場合は、
やっぱり人の多い時間に投稿したほうが
伸びている気がするのですが、何回か実験的に
統計の通りに投稿してみるのもいいかもしれません。
客観的に自分を見つめられるツール
ツイセーブ
自分のしたツイートといいねの
全データが管理されますので、
過去のツイートを調べたいときに便利です。
日付で遡ったり、キーワードで検索したり、
使ったことのあるハッシュタグ一覧を見たりなど。
ツイートといいねだけじゃなく、
プロフィールやアイコンの変更履歴まで残ります。
ちなみに他人のアカウントのデータも覗けます。
(ツイセーブに登録している人に限りますが)
SocialDogでも、過去のツイートを調べることができます。
RTの多い順や、いいねの多い順に並び替えたり、
当時の画像つきでリライトして再投稿したり、
時間指定つきで自己リツイート予約したりも可能です。
ふぁぼろぐ
自分がこれまでにしてきた
「いいね」を遡って確認することができます。
ユーザー別に見る、ハッシュタグ別に見るなど、
けっこう細かく調べられます。
(ツイセーブでもいいねログは見れますが、
こっちのほうがより詳細です。)
ツイプロ
こちらは他人のプロフィールを検索するツールです。
(自分の絵に興味をもってくれそうな人をみつけるツール
でも後述します)
なのですが、詳細データが見やすいため、
自分を客観視するのにもとても便利です!
反応が良かった過去ツイートや、
ふだん何をリツイートしているのか、
ふだん何をいいねしているのか、
などなどのデータが確認できます。
▼ツイプロの詳しい見方はこちら
自分の露出を増やすひと工夫ツール
hashtagify(※英語サイト)
ツイートには、ハッシュタグを1~2個添えると
見られる確率が倍以上になると言われています。
(あまり多いと逆に反応率が下がるようですが)
このサイトでは、入力したハッシュタグの
人気度を調べることが可能です。
検索フォーム(Search Twitter Hashtagsの欄)に
たとえば「ドラゴンクエスト」と打って解析開始すると、
人気度(Popularity):54.4%と表示されます。
今後は「ドラクエ」で解析しなおすと、
61.5%だったので、「ドラクエ」のほうが
より多く使われているハッシュタグだとわかりました。
そんな感じでなるべくPopularityの
数値が大きいハッシュタグを見つけて
ツイートに添えられるといいですね!
また「Related Hashtags」の欄には
関連するハッシュタグが表示されます。
(おそらく一緒に使われることが多いタグなのだと思います)
さきほどの「ドラクエ」の例だと、
「#ドラゴンクエスト」というフルネーム呼びや、
「#DQMSL」「#DQ10」というタイトル名呼び
などが表示されました。
投稿内容にふさわしければ、併用するとよさそうです!
min.t
ツイッター公式の「モーメント」機能が
どんどん使いにくくなってしまっている……
ということで、使い勝手の良い
代替サービスがmin.tです。
▼min.tの詳しい紹介はこちら
「Togetter」のような使い勝手で、
ツイートをかなり自由にまとめることができます。
(文字サイズや色を好きにデコったりなんかも可能です)
そして作品つきツイートをmin.tにまとめて、
固定ツイートなどに貼っておくと
イッキに過去絵を見てもらいやすいのでおすすめです!
すでにモーメントにかなりのツイートをまとめていて、
イチからまとめ直すのが面倒だ~という場合も、
モーメントのURLをmin.tで読み込めば
カンタンに引っ越しできます!
他人のようすリサーチ系
ツイッターではついつい
「こう書けば誰か反応してくれるかも」
と主観的な投稿をしてしまいがちです。
しかし反応するのは自分ではなく他人なので、
「他人から見てどう感じるのか?」という
客観的な視点を持つことが大事です。
というわけで、
「他人は何をいいと感じて、何に反応するのか?」
というところを研究していくツールをご紹介します!
どんな作品を描いたら良いか、ヒントがつかめるツール
RTだけ表示するやつ
ユーザーIDを入力すると、
その人がリツイートしたツイートだけを
一覧に表示してくれるツールです。
「この人はどういうツイートをリツイートするのか」
という傾向が見えてきて、今後の投稿の参考になります。
引用リツイート検索
これはあまり使わないかもしれませんが、
IDを入力すると、その人がいままでにされた
引用リツイートの一覧が見られます。
「わざわざ引用リツイートしたくなる絵」
の参考として勉強になります。
ツイコミ
Twitterに投稿されたマンガ作品が一覧表示されます。
「ドラクエ」などキーワードで絞り込んだり、
RTやいいねの多い順にソートしたりもできます。
「このジャンルだとこういうマンガがよく見られてるんだ」
という参考に!
TweetDeck(※英語サイト)
タイムラインをいろんな視点で観察することができる、
Twitterの公式クライアントツールです。
私の場合、こちらの4画面を
同時にチェックできるようカスタマイズしています。
- ふつうのタイムライン
- フォロワーさんがリアルタイムでいいねした画像
- フォロワーさんがリアルタイムでフォローした人
- あるキーワードでのリアルタイム検索結果
「自分のフォロワーさんは、
どんな画像やどんなアカウントに惹かれるのか?」
が知りたくてこの条件にしました。
英語なのでカスタマイズのしかたに
一瞬戸惑うかもしれませんが、
触ってみればだいたいわかると思います!
自分の絵に興味をもってくれそうな人をみつけるツール
ツイプロ
ツイッターユーザーのプロフィールを
キーワード検索でまとめて見られるツールです。
検索結果のアカウントは
「フォロワーの多い順」に並ぶので、
影響力の高い人を見つけやすいです。
名前をクリックすると詳細まで見れます!
自分のアカウントを客観的に見つめ直すのにも向いています。
▼ツイプロの詳しい見方はこちら
SocialDog
「反応されやすい時間帯を知るツール」や
「客観的に自分を見つめられるツール」でも
ご紹介したSocialDogですが、
見込みフォロワーの管理にも優れています。
私は2つの方法で理想のアカウントを探しています。
- キーワードモニターで、条件にあうツイートをした人を見つける
- 既存フォロワーさんのフォロー・フォロワーをチェック
1.キーワードモニターで、条件にあうツイートをした人を見つける
「キーワードモニター」という機能では、
指定したキーワードをつぶやいた人一覧を
自動で取得していってくれます。
▼見る場所はこちら
>「キーワードモニター」
たとえば「ドラクエ」もしくは「DQ」という文字が
ツイート内に入っているツイートを監視したいなら、
「ドラクエ OR DQ」
というキーワードモニター設定を登録します。
ただこれだと多すぎるし、
濃いツイートだけに絞りたいな……という場合、
「ドラクエ OR DQ min_faves:100」
というキーワードモニター設定にすれば、
「ドラクエ」もしくは「DQ」という文字が
ツイート内に入っていて、
しかも100件以上いいねがついている
というツイートだけを取得できます。
2.既存フォロワーさんのフォロー・フォロワーをチェック
既に繋がっているフォロワーさんの
フォロワーの中からは、
気が合う人を見つけやすいです!
それを探しやすいのが「フォロワーコピー」機能です。
▼見る場所はこちら
>「フォロワーコピー」
●●さんがフォローしている人一覧を読み込み、
フォロワー数の多い順に表示したり、
「プロフィールにドラクエと書いている人」だけを
絞り込んだりなどができます。
他にも細かいフィルタリングができ、
有料プランにするとさらに幅が広がります。
さいごに&私(ふろの)の場合
「今回の絵も見られなかった。私はダメだ……」
と凹んでオシマイにすると、
また次が辛くなるだけなので、
「今回は見られなかったけど、何がいけなかったんだろう?」
「じゃあどうしたらもっと見られるんだろう?」
を客観的に考えながら、
次回は工夫をして実験してみる!
そんなふうにぜんぶ実験と検証!ととらえると
気楽に能動的に、量をこなしたくなってきます。
おすすめの姿勢です!
私の場合、ずっと絵に自信がなくて、
1年のうちに10枚も描けず……
フォロワー数も長い間ずっと800止まりでした。
ツールを使って戦略を意識し始めてからは、
気楽にコンスタントに絵が描けるようになり、
フォロワー数もちょうど2倍の1600人まで増えました。
1枚のイラストで1000RT以上いただくこともありました。
私もまだまだ実践中の中途半端な状態ですが、
上記であげたツールでリサーチしながら
見られる工夫をしていくことは
数字的にも精神的にも良い効果があると思います。
よく言われている「この時間帯が狙い目だ!」情報や
ビジネスっぽいSNSマーケティングノウハウは、
自分のケースとはズレていたりしますもんね。
自分のタイムライン状況や、
ジャンルやフォロワーの属性に合った
投稿のしかたを知っていくことが大事だと思います。
参考になったら嬉しいです。お疲れ様でした!
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