ウディタのマップチップ&キャラチップ「32×32サイズ」の作り方

ウルフエディターで16×16のタイル(マップチップ、キャラチップ)設定を32×32に変更する手順

ウディタで素材を自作しようとしています。

ふろの(@furonyan)です!

 

ウルフエディターでゲームを作るさい、
ちょっとキレイ(高解像度)なグラフィックの
ドット絵をEDGEで描きたいと考えています。

 

 

ウディタのサンプルゲームの初期設定では、
画面サイズ「320×240」で
1マスぶんが「16px」となっています。

 

↓この状態だとこんな見栄えです!

 

ウルフエディターでの画面サイズ320×240、チップサイズ16ピクセルの状態のゲーム画面

 

1ドットが結構大きいですよね。

 

「これだと自分の技術では美しいドット絵が描けないな!」
と思ったので……

 

この2倍の解像度
画面サイズ「640×480」&1マス「32px」で
ゲームを作っていきたいと思います!

 

 

そうと決まれば、どう設定したらいいのか?

 

これが案外わかりにくかったので、
今回はそこのところをメモします!

 

 

ウディタにおけるサイズのルール

ウルフエディターの規格はこの通りです。

画面サイズ タイルサイズ
(=1マスのサイズ)
マップ素材ファイルのサイズ
(=マップチップサイズ)
320×240 16×16 横128×縦16の倍数
640×480 32×32 横256×縦32の倍数
800×600 40×40 横320×縦40の倍数

(単位:ピクセル)

 

デフォルトは一番上の
「1マス:16ピクセル四方」なのですが、
私の場合はそれが心もとなく感じたので、
「1マス:32ピクセル四方」に変えます!

 

 

さらに高解像度の「1マス:40ピクセル四方」
あるわけですが、そこまではいいかな?
と思い、間をとった32pxに決めました。

 

40ピクセル四方にした場合、
かなりリアルなテイストの
ハイクオリティドット絵になるのかな……

 

自由度をあげてもいいけど、
こだわりすぎて途中で挫折しそうですよね;

 

 

 

 

画面サイズを「320×240」→「640×480」に変更するには

さて、まず画面サイズを2倍に変更します。

これはカンタンでした!

 

ウディタの「ゲーム設定」>「ゲーム基本設定を開く」
メニューから、「ゲーム画面サイズ」で選べます。

 

ウルフエディターで、画面サイズをいじるときの設定画面

 

↓すると実際のゲーム画面が広くなりました!

 

ウルフエディターの画面サイズ640×480のときのゲーム画面

 

 

このままだと1マス16pxのままなので、
これから32pxへ変更していきます。

 

 

 

 

1マスぶんのタイルサイズを「16×16」→「32×32」に変更するには

同様に「ゲーム設定」>「ゲーム基本設定を開く」
メニューから、「タイルサイズ」で変更できます。

 

ウルフエディターで、1マスのチップサイズをいじるときの設定画面

 

32×32に変更して「OK」すると、
一旦ウディタが再起動されます。

 

 

すると起動後、怖いダイアログが出現……!

 

基本タイルセット「●●●(ファイル名)」のサイズが合いません(現在、横128ピクセル)。

画像は横256ピクセルで作成してください。

 

【どちらの対応を行いますか?】

はい → ゲーム解像度を変更するために「ゲーム基本設定」を開く。

いいえ → タイル画像の変更を行うために「タイルセット設定」を開く。

キャンセル → 何もしない。

 

(設定しないと、この次に強制終了する可能性があります!)

 

 

ビビりますがおそるおそる「キャンセル」を押して、
いつものゲーム編集画面に入ると……

 

 

ウルフエディターのタイルサイズを32×32に変更した後のゲーム編集画面。バグっています

 

ギャーーーゆめにっきになっています!!!

 

豆知識ですが『ゆめにっき』はウディタではなく
RPGツクールで作成されたゲームです!

 

 

現状敷き詰めてある背景のマップチップが
16ピクセルだからうまく読み込めないんですね!

 

これじゃあ何もできないので、
即席で32ピクセルの床画像を作ってみます……

 

 

 

 

マップチップを自作する際の設定は?

ウルフエディターの公式ガイドページを見たものの!

 

 

最初あまりピンと来ませんでした……
が、ちゃんと触ってみてやっとわかりました!

 

 

どうも、マップ画像は
1マスごとの単体で用意するのではなく……

 

何マスぶんもの画像をしきつめた
1枚の素材ファイルを作ればいいみたいです!

 

 

1マス32pxのマップ画像を作る場合、
「横256ピクセル×縦32ピクセルの倍数」の
素材を用意してゲームに読み込ませれば……

 

その画像を1マス32pxずつに分割して
まとめて使えるようにしてくれるみたい!

 

 

というわけで、画像作成ツールで
「横256×縦32の倍数(今のところ256)」の
キャンバスを新規作成!

 

その中に、32ピクセル×32ピクセルの
マスをいくつか描いていきました!

 

 

 

ドット絵ソフト『EGDE』で床タイルを描く

とりいそぎ、こんな床のタイルを描いてみました。

 

一応テクスチャ違いで3種類!

 

ドット絵ソフトEDGEで作った床のマップチップ画像

 

使っているソフトは
ドット絵特化のフリーソフト『EDGE』です。

 

(詳しい使い方はまた改めてまとめます~!)

 

 

 

マップチップ素材画像を指定のフォルダに収納

作った画像をpngで書き出し、
ウルフエディターフォルダの
「Data」の中の「MapChip」フォルダにイン!

 

作ったマップチップ画像をウルフエディターのフォルダに入れている様子

 

ファイル名は雑ですが「room01」にしましたw

 

 

これをゲームに読み込ませれば、
無事進められるようになりました!

 

ただ、まだキャラを自作していないので、
キャラは小さい素材のままですね;

 

自作マップチップを敷き、画面サイズ640×480で、タイルサイズを32ピクセルにしたときのゲーム画面

 

 

素材が全然できあがってないので、
しかたなく元の16pxのを置いたままになっちゃってて、
いちいちダイアログが出るのでしばらく不便ですね……

 

でも、とりあえずやり方はわかりました!